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2002年9月2日・Ⅱ /生活のため [第1章 挑戦スタート篇]

  その仕事はゲームソフト説明ビデオ編集。2分30秒の作品。だとしたら、素材も1〜2時間くらいだろう。締め切りまで6日。ギャラが安い分、拘束時間も短い。
 安心して受けたら、担当者から素材を渡されたのが締め切りの2日前。おまけに素材は5時間を超えたものだった。そこから話が違って来る・・。
 
               

 「編集だけ」という話だったのに、担当者の要求がどんどんとエスカレート。「編集以外にもMA時に、ディレクションもやってほしい」「原稿も作ってほしい」「素材コピー用のテープは、自腹で買って用意してほしい」(なぁにぃーーーーー!)。
 
 おまけに仕切りをするP(プロデュサー)は「他の仕事で忙しいんで、安い編集室を探して欲しいんだよね?」とか、「ベーカムテープはどこで買えるのか教えてくれる?」「できれば、料金立替で買ってきて欲しいだよね?」などと、言って来る。

 彼にはまだ直に会った事はなく、挨拶さえしていない。なのに電話1本、それもため口。言ってる内容のほとんどがプロデュサーである彼の仕事の押しつけ。「それは己の仕事やろぉ!」と何回か爆発しそうになる・・・。 (つづく)


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