2002年11月8日・Ⅰ 印刷屋? [第2章 東京・営業篇]
さて、昨日の続きを書く。脚本のリライトでドロドロに疲れていた。が、危機が去ったあとも、次々にやるべきことが増えてしまう。
一昨日はPから「シナリオをあと5冊ほしい」と連絡があり、昨日から、印刷屋状態。ここ数日、続くだろう。
部屋のプリンターで、一面コピーして綴じるだけだと簡単でいい。が、それでは事務的。両面に印刷して、製本。
シナリオ形式にして渡す方が「やる気」を感じさせることができる。タ イトルもシールで貼る。見た目は完成された脚本になる。
が、僕の使っている安物のプリンターだと、5冊作るとプリントアウトだけで半日! ガタコン、ガタコンと、ゆっくりと紙に印刷されて行くので一枚に10分近くもかかる。
おまけに裏側の印刷は手差しで1枚ずつしないと、ページがずれると表も全部 やり直しになる。慎重に時間をかけてやらねばならない。
そしてようやく製本屋に出す。経費は1冊500円くらい。仕上がりは翌日。時間も手間もかかる。でも、シナリオ一冊でも、そこにやる気が宿る。
「やる気」を伝えることは大切。おっと、昨日の続きを話 さねばならない・・・。(つづく)