2002年11月14日・Ⅵ 不安な夜 [第2章 東京・営業篇]
翌日にはP(プロデュサー)から「シナリオをさらに5部ほしい!」との連絡。2日がかりでプリントアウト。安物のプリンターは時間がかかる。おまけに両面コピー。
1冊500円の製本屋に出し て、宅配便で発送したのが、ようやく一昨日だ・・・。
営業のときから考えると、もう100冊近いシナリオをコピー。製本している。その経費だけでもかなりなもの。
だが、ギャラはまだまだ出ない。経費も出してもらえる段階ではない。収入に繋がる仕事をする時間もない。
その上、企画が途中で潰れれば、無報酬。もう本当に生活が破綻しそうだ・・・。が、先のことは考えないようにする。
今回は遺作だと思って全力投球。でも、ときどき、疲れることがある。逃げ出したくなるほど、打ちのめされることもある・・。でも、負ける訳にはいかない・・・。(つづく)
次回からは「第三章 主演女優探し篇」へ!
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