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2003年1月 苦渋の決断Ⅲ [第3章 主演女優探し篇]

 自分の思いを全て通した場合。D社、F社に見放される可能性がある。それでも妥協せず、田辺ロケ(写真・下)主張。別の会社を探すか? 

 でも、それは難しい。営業を初めて1年以上が経ち。シナリオを認めてくれる会社と出会うだけでも、どれだけ大変か?を思い知っている。人気俳優の出演やベストセラー原作でない場合の厳しさも痛感した。

 それでいてマイナーな町でのロケ要望は会社側にとって、「身の程知らずもいいところ!」というのが素直な感想だろう。
 基本的に映画会社は「いい映画を作ろう」
という気持ちより、「売れ線の当たる映画を作ろう」という思いがほとんどだ。

 故郷・田辺への思いは強い。しかし、それを押し通すことで映画製作自体ができなくなったらどうだろうか? 僕は監督業には就けたが、まだ劇場用映画は撮っていない。何の実績もない。

 それならまず「ストロベリー」を映画として完成させる。それをヒットさせ、認めさせる。そうすれば評価され、意見も通り易くなる。次の作品は田辺で!と言えるのでないか?(つづく)


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