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2003年5月 おじさんの心理Ⅵ [第5章 再挑戦スタート篇]

 数年前から演劇学校で教えているので、10代、20代との接点が増えた。ここしばらくは演劇学校で小学生に教えている。そんな中で序々に気付いてきたこと。

 行き場のない時代。大人たちに理解されない現代、子供たちが理解し合い慰めあえるのは友達しかいない。
 だから、メールをしあうことで、絆を確認し、カラオケで一緒に歌うことで連帯感を持とうとする。プリクラで友達がいることを実感する。

 けど、本当はそれじゃいけない。機械や写真が介在しなければならない絆なんてホントは違うと思う。
 皆、どうやって仲間を作り、絆を育むべきかが分からないから、そんなものに頼ってしまうのだ・・・。

 本当に大切なことがある。それを伝えようとしたのが「ストロベリーフィールズ」という物語。
 孤独な少女たちが幽霊になって初めて、本当の友達ができるストーリーを僕は書いた・・・。(つづく)


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