2003年4月下旬 尾道篇の完結 [第4章 尾道ロケハン篇]
今後の展開を考えた。まず、もう1度、和歌山県田辺市に行ってみるということ。
懐かしく、美しい町であり、映画撮影をするに相応しい町であることは分かっている。でも、そこに大林監督の言われる「思い」があるか? それを確認したい。
大林監督は尾道で生まれ育った。思い出が溢れている。それに対して僕は田辺市生まれだが、4才までしか住んでいない。
ただ、その後も夏休み、冬休みごとに田辺の親戚を訪ね海や山で遊んでいるので、慣れ親しいんだ町であり、子供時代より大好きな町である。
でも、大林監督の思いに比べるとどうか? そして監督のいう「思い」とは何か?それを確かめたい。
それと今回の件で完全にD社はストップ。今年中は何もできないという。が、まだ今年は8か月もある。僕が1人で動き回り、スポンサーを見つけてくれば来年の企画会議に出せるだろう。
ここしばらく、D社のPと共に行動したが、また振り出しに戻り1人になってしまった。でも、諦めない。必ず「ストロベリーフィールズ」を形にする!
(尾道疾風篇 完)
次回からは「再起篇」を連載!
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