Mさんの答えは? Ⅱ/2003年10月 [第9章 和歌山死闘篇Ⅰ]
観光関係のお仕事をするMさんは、こう言った。
「今、この町はいろんな意味で辛い。可能性は観光しかない。多くの観光客が来てくれて、お金を落としてくれるのを期待してる。でも、皆、この町を飛び越えて、となりの温泉町に行ってしまう。何とかせんといかん。
でも、何をしてええか?分からん。ずっと考えてたことです。映画の話聞いて、ええ話であることは分かりました。何とかしたいです。ちょっと待ってくださいね」
Mさんはそういうと、手帳を取り出し電話番号を調べ出した。
「この町で大きな政治力を持つ人がいます。行政に関わる人です。いつも観光のことで話合いをしています。その人に電話してみます。一緒に会いに行きませんか?」
本当ですか!!!! ぜひ、ご一緒したいです! (つづく)