SSブログ

デジタルの波/2003年12月 [第11章 メイキング編集篇]

 また、仮編集の段階では特殊効果も使えない。

 本編集ではさまざまな効果が使えるが、1時間*万円のレンタル料がかかる。いろんな特殊効果を試した上で、「これ!」という選択をする時間がない。
 編集室ではプロデュサーが「もう1時間経った。ああ、また、*万円飛んでく!」とか、ぶーぶー言う。

 いいものを作るというより、早く終わらせる事を優先する。そんな環境がこれまでの編集作業だった。ところが、1995年頃から民生機のデジタル・カメラ登場でメイキングの作り方が大きく変わる。

 軽量の小型カメラ。暗さに強い明るいレンズ。編集が家庭用のパソコンでできる。
そのパソコン編集というのが特に大きかった!(つづく)


nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。