SSブログ

この30年で失ったもの /2004年6月 [第15章 S40年代の意味篇]

 そう考えると、今の子はビデオゲームを持ち、テレビが各部屋にある家も珍しくない。ビデオデッキがあるので、録画して見られる。

 携帯、パソコン、エアコン、床暖房、外に出ればカラオケルームと、快適な生活を送っているように見える。絶対に幸せのはずだ。

 でも、彼ら彼女らを見ていると、全然、ハッピーに見えない。

 むしろ、貧しかった僕らの子供時代の方がイキイキしていたように感じる。その原因は何か?ずっと考えていてひとつの答えを見つけた。

 この30年間で日本という国が失ったものが、子供たちに降り注いでいる。それが、僕の古里・田辺とも繋がっていた・・・。  (つづく)


nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。