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21世紀の昭和40年代 /2004年6月 [第16章 S40年代の日本篇]

 放送開始時、「サザエさん」を見る人たちは、自分たちの日常と重ねた。

 サザエさんやカツオ君の失敗談や早とちりを、「ある!ある!こんなこと。私もよくやっちゃう!」とか思って笑いながら見ていたはず。

 それが今は「(昔はそんなこと)あった!あった!」と懐かしく思う。

 若い人たちが見ればデジタル化された世界とは違う、アナログワールドを見て新鮮に感じる。

 そう。「サザエさん」の世界は、現代の田辺市と同じ意味を持っているのだ。21世紀でありながら、そこにはアナログな昭和40年代の世界が存在するのである。

(つづく)


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