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世界遺産 /2004年7月 [第17章 和歌山進撃篇]

 まさに、僕が考えていたことと同じ!

 単にエンタテイメントとして映画を楽しんでもらうだけではなく、街の人々に、この町の素晴らしさを再確認してもらい、それを大切に守っていけたら・・・・。

 もう、映画を超えた「町おこし」。いや、「街守り」の運動と言える。応援団が僕の話の中で一番共感してくれたのは、実はその部分だったという。
 
 自分たちがせねばならないことを、監督が何度も街にやってきて、アピールしている。これは応援するべきだろう。いや、応援せねばならない!そう思ってくれたそうだ。

 「太田監督は運がいい。これが昨年でも、来年でもダメだったと思う。今年だからよかった。他のイベントや行事があったら、余裕がなかったかもしれん。

 でも、今年は世界遺産の候補に熊野古道が上がっているし、古いものを見直したり、和歌山県をアピールするという機運が高まっている。ほんまに絶好の機会や!」

 メンバーの1人はそう話してくれた。数日後、話はさらに展開する。その世界遺産に田辺市から新宮市まで続く、熊野古道に決定したのである!(つづく)


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