SSブログ

阿漕な会社 /2004年7月 [第18章 腐敗の構造篇]

 エンタテイメントとしての映画。芸術としての映画。大ヒットする映画を作ろう!

 そう思って制作会社を始めた人たち。だが、彼らはいつしか会社存続のために、金を抜く事しか考えなくなる。
 
 それだけではない。とにかく金儲けをしようと、70%近い額を抜いている会社もある。1億円の製作費をもらい、3千万ほどでドラマを作ってしまう。
 

 製作費があるはずなのに、撮影現場が異常に貧しい。弁当は超簡素。食事代が出ないことも多い。

 (撮影中は飯が出るのが映画界の慣習。会社員の人はいいなあ・・と思うかもしれないが、撮影は早朝から深夜まで。徹夜続きのこともある。弁当をかき込んで、すぐに次の撮影。食事を用意することが時間節約にもなる)

 睡眠時間を削り、徹夜徹夜で撮影をする。なのに、スタッフはまともな生活ができない人が結構いる。ああ、僕もそんな1人だ・・。<つづく>


nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。