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阿漕な会社Ⅳ /2004年7月 [第18章 腐敗の構造篇]

 では、社員には還元されているのか?

 彼らは通常のサラリーマン以下の給料。そのくせ労働時間は1日に20時間も当たり前。家に帰ることもできない日々が続く。

 M君に3万円のギャラを振込んだプロデュサーも、自分のことで精一杯。他人の事を思いやる余裕すらない。

 結局、彼はその会社を辞めた・・・・。

 他の社員もやる気なし、どんどん辞めてしまう。補充に未経験者を取るが、すぐに撮影現場で役立つ訳もなく、仕事を妨げる。

 仕切りができてない。ギャラが安い。スタッフは手抜きを始め、貧しい映画がさらに貧しくなる。結局、ろくな映画はできない・・・。

<つづく>


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