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映画でダマされた銀行 /2005年2月 [第21章 撮影延期篇]

 「実は、以前、実写に投資したことがあるんですが、全く収益が出ず、ゼロ!だったんです。

 それ以来、もう、実写というだけで、みんな拒否するようになって、アニメのみで行こうということになったんです・・・」

 でも、彼の話方からすると、収益が問題ではなく、映画会社に騙されたかのような印象。単に儲からなかっただけではないと感じる。

 以前にも「悪徳制作会社」シリーズで、その手口を紹介したが、彼らはさまざまな手で、一般企業を引き込み資金を引き出し、儲けは独占する。

 担当者は守秘義務があるので、作品のタイトルは言えないというが、もう思い出したくないという拒絶ぶり。

 先ほどまでの、冷静沈着な計理士のような話し方とは違った。感情的で取引先への憎しみさえ感じる。かなり酷い目にあったようだ・・・。

<つづく>


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