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幽霊ファンタジー /2005年3月  [第22章 絶望の連続篇]

 ここ数年の日本映画を見ていて、小さな期待と不安を抱いている。

 4年前にシナリオを書き、営業を始めたとき。「ストロベリ−フィールズ」はなかなか理解してもらえなかった。
 幽霊が出てくる感動ファンタジーというのが、日本映画にはほとんどなかったからだ。

 アメリカでは「天国から来たチャンピオン」「ゴースト」と昔から、その手のジャンルがあり認知されている。
 日本でも公開されているのに、映画会社の人たちは、幽霊というだけで「これってホラーだよね? なのに、怖くないんじゃない・・」と言う。

 シナリオを読んでも、「詰まらない」というより「よく分からない」と言われることが多かった。
 想像力が貧しいだけなのだが、幽霊や死神が出て来る感動物語というのがイメージできない。

 それがここ数年、日本でもその手の作品が作られ始めたのだ。「黄泉がえり」「いま、会いにいきます」「星に願いを」等。みんなヒットして、好評だった。

 そうなると、映画関係者も「ストロベリー」を理解するようになるかと思った。幽霊ファンタージーは、ヒットする可能性があると考えるかも? 

 だが、今度もまた呆れた評価が待っていた・・・。

<つづく>


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