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フィルムとビデオの差/2005年4月 [第22章 最後の希望篇]

 とはいえ、1日は24時間。どんなに寝ずにがんばっても、24時間を越えての撮影はできない。
 現場費も与えられた額はどんなに大切に使っても、増えてたりはしない。

 そうではなく、大元を見直すのである。昔、映画は35㎜フィルムを使うか? 16㎜フィルムか?の選択があった。通常、映画は35㎜。テレビドラマが16㎜だった。

 品質の向上とスーパー16㎜が登場してからは、16㎜で撮影して出来てから35㎜にするという方式が取れるようになった。

 その分、フィルム代が安くなる。その後、テレビドラマはビデオで撮影されるようになった。
 が、ビデオはフィルムにすることができず、映画館では上映できない。

 それが最近登場して来たデジタルビデオ。これが映画の世界に革命を起こす。ここに予算削減の鍵があった・・。

<つづく>


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