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死神テストⅢ 衣裳と生地 /2004年12月 [第21章 撮影延期篇]

 映画というのは実際にはあり得ないものを、映像として写し出す仕事。「ゴジラ」等の怪獣から、「四谷怪談」のような幽霊。

 実際には存在するが、再現すると膨大な金がかかってしまうのが戦争映画。だから、特撮を使う。

 その種の作品を撮るときには、本当にリアルな映像が可能かどうか? テスト撮影をする。

 その繰り返しの中でさまざまな技法が見つかり、本編に生きて来る。

 死神に関しては、以前、別のドラマでテスト済み。だが、田辺と言う町と調和することを確かめたいのがメインで、カメラ・テスト。

 ムービーとスチールの両方を撮影。

 以下が、その1枚。稲成の坂道に佇む死神。町のどこかに病気で寝込む人がいて、その死期が間もなく来るので待っているという設定。

 なかなか良い感じである。ただ、衣裳の生地が安物なので、背中部分がテカっている。
 ビニールのように見え、安っぽくなってしまう。が、思った以上にこの町にはフィットしている・・。

<つづく>
 


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