マキ役のイメージは石橋正次? (2005/8) [第一章 マキを探せ!篇]
「ストロベリーフィールズ」は、昭和40代イメージのドラマ。マキは昔ながらの不良にしたかった。
ただ、単なる不良ではなく、誰が何と言おうと自分の信じることを押し通そうとする子。人の迷惑を顧みずに突き進む子。
それでいながら本当は繊細で、人一倍感じやすくて、深い悲しみを隠している。でも、それを人には見せないで強がっている子なのだ。
「飛び出せ!青春」で、不良少年を演じた石橋正次が近いと思う。
「あしたのジョー」の矢吹ジョーの子供時代も、そんな感じではなかったかと想像する。
ただ、それを男の子でやっても、今の若い世代にはリアリティがない。が、女の子なら行けるはず。見る人に何か強い感銘を与える役になる。
いい子、悪い子とかいうことではなく、悲しみを抱えながらも強い生命力があって走り続けようとするマキに、何かを感じると考えた。作品のテーマにも関係する重要な役。
しかし、問題はそんなマキを演じられる子が、今の時代にいるのだろうか?
<つづく>
2007-12-31 14:50
nice!(1)