太田組、東京へ!(下)殺されても撮る! 2005/9/4 [第十四章 撮影直前・準備篇]
5年間。僕の想像の中にしかいなかった夏美、マキ、理沙、そして美香。
その4人が実態を持ち、田辺という昭和40年代の風景を今も持ち続ける町で、悲しみの青春物語を繰り広げるのである。
想像するだけでも嬉しい・・。
今回の映画「ストロベリーフィールズ」は「殺されてもやる!」というだけでなく、「殺してでもやる!」と思ってやって来た。
遺作になってもいい。いや、これが遺作だ!と思って、かかっている。屈辱と、裏切りと、否定にさらされ続けた5年間。
でも、ようやく、撮影まであと1歩のところまで来た。「ストロベリーフィールズ」ロケまであと一息・・・。
さて、明日はいちご四人娘と並び、キャスティングが難しい死神役の面接である・・・。
<つづく>
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと13日!