映画撮影に使うカメラ?(1)35ミリと16ミリ? 2005/9/5 [第十四章 撮影直前・準備篇]
東京に戻る。休みなく作業再開。
俳優のキャスティングもまだまだ残っているが、他にもやるべきこともまだまだある。まず、カメラの選定。その話を少しばかり書いてみる。
昔は映画というのは必ずフィルムで撮影されていた。映画はフィルム。テレビはビデオ。
フィルムには2種類あり16㎜と35㎜がある。(70㎜もあるが、現在では35㎜で撮影し、ブローアップされるので撮影では使われていない)
35㎜は映画用、16㎜はニュース映画、テレビドラマ用だった。が、スーパー16㎜の登場で、劇映画にも使われるようになる。
従来の16㎜より機能が高いので、35㎜にブローアップできる。撮影時に経済的なスーパー16㎜で撮って、完成時に35㎜にできるのが魅力で人気が出た。
が、最近、フィルム映画はどんどん減っている。
というのもデジタル技術の発達で、ハイビジョンで撮影して、キネコ(変換)して35㎜フィルムにするというのが主流なのだ・・。
<つづく>
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと12日!