映画撮影に使うカメラ?(2)ハイビジョンカメラ? 2005/9/5 [第十四章 撮影直前・準備篇]
ソニーのシネアルタ。パナソニックのバリカム。
この2つのカメラが今は主流。ほとんどの映画はどちらかで撮られ、フィルムで撮られる映画は激減している。
キネコ(ハイビジョンー>フィルムに変換すること)というのが面倒だが、フィルムよりハイビジョンの方が合成や特撮がし易いのは大きなメリット。
また、現像が要らず、現場でもすぐに撮った映像が見られる。編集も簡単。その気になれば、撮影した夜に編集ができる。
編集は従来のような編集室も機材もいらない。パソコンがあればOK。
経費があまり掛からない上に、簡単に速く作業ができる。ハイビジョンカメラは映画界の方法論を根本から変えてしまった。
ジョージ・ルーカスが監督した「スターウォーズ/エピソード1」はハイビジョンで撮られ、ハイビジョンで劇場公開された初の映画。フィルムは一切使われていない。
時代が急激に変わって行くのを感じる・・・。
<つづく>
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと12日!