死神オーディション(6)テストと準備の繰り返し 2005/9/5 [第十五章 死神を探せ!篇]
撮影中は、机の上では分からないトラブルが続出。演出、撮影、照明のむずかしさも分かる。
『ストロベリーフィールズ』では和歌山県の田辺という町が舞台。
そこに死神が似合うか? 映えるか? の問題もある。そこでまだ製作費が集まる前。撮影の1年前にテストした。
今回のカメラマン・三本木さんに田辺まで行くお願い・・。
ギャラも出せないのに、また快く応じてくれた。
そして、いつも泊めて頂く、平の家さんの若旦那に(僕が)黒のシーツで作った衣裳を着てもらって、町のあちこちで撮影した。
ここしばらく書いている『死神』シリーズのエピソード。
添えてある白黒写真は全て、その若旦那が演じてくれた死神である。(今回のものも!)
海、山、坂道、畑、住宅街、河原で、どんなふうに見えるかテスト撮影したときのものだ。
若旦那は背も高く、体格もいい。
が、顔が見えなくても、動きで「優しさ」が感じられる。影のように見える死神も、演じる人の人柄がにじみ出る事が分かる。
そうやって、何度もテスト!
あとは死神を演じる俳優さんを見つけるだけ、となったのである・・。
<つづく>
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと12日!
『ストロベリーフィールズ』では和歌山県の田辺という町が舞台。
そこに死神が似合うか? 映えるか? の問題もある。そこでまだ製作費が集まる前。撮影の1年前にテストした。
今回のカメラマン・三本木さんに田辺まで行くお願い・・。
ギャラも出せないのに、また快く応じてくれた。
そして、いつも泊めて頂く、平の家さんの若旦那に(僕が)黒のシーツで作った衣裳を着てもらって、町のあちこちで撮影した。
ここしばらく書いている『死神』シリーズのエピソード。
添えてある白黒写真は全て、その若旦那が演じてくれた死神である。(今回のものも!)
海、山、坂道、畑、住宅街、河原で、どんなふうに見えるかテスト撮影したときのものだ。
若旦那は背も高く、体格もいい。
が、顔が見えなくても、動きで「優しさ」が感じられる。影のように見える死神も、演じる人の人柄がにじみ出る事が分かる。
そうやって、何度もテスト!
あとは死神を演じる俳優さんを見つけるだけ、となったのである・・。
<つづく>
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと12日!