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飯島大介さんからの手紙(4)何年でも待っている 2005/9/6 [第十六章キャスティング激動篇]

 ベテラン俳優の飯島大介さんはこう言う。

 「そうか・・・大変だったなあ・・・この世界、こんな映画が撮りたい!とか、みんな言うんだけど、そのための努力をしない。すぐに諦めてしまう。

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 つい先日語っていた夢を、すぐに忘れてしまう。でも、太田さんは何年もかけて、その『ストロベリーフィールズ』という映画を形にしようとがんばっている。 本当に凄いことだよ。

 製作費出すことはできないけど、俳優じゃ最古参だから、スタッフでも会社でも、いろんな奴を知ってる。たいがいの会社は分かる。

 名前を聞けば、そいつがうさん臭い奴か? まじめな奴かも分かる。そんな応援しかできないけど、応援している。何年でも待っている。だから、がんばってほしい」

 そういって握手をしてくれた。

 その数ヶ月後、話は一気に進み出す。製作費は集まり、撮影開始も決まる。よし、飯島さんに正式な依頼だ!

 ところが、クランクインの直前にある会社が、製作費を出さないと言い出したのである。また、ここまで来て中止か・・。そんなとき、飯島さんから電話が掛かって来た・・。

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!




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