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京子先生を探せ!(12)カラオケ・ビデオ 2005/9 [第十八章 最終キャスティング篇]

 カラオケ・ビデオ。あれは台詞がない。あったら歌の邪魔になるので、当然ない。でも、出演者は、歩いたり、走ったり、彼氏と戯れたり、キスしたり、演技が必要。

 映画と同じように、監督がいて、カメラマンがいて、照明部がいて撮影する。女優業を始めるに当たって、とてもいい勉強だ。

ヤギ撮影B&W.jpg

 だから、モデルのギャラより安くても、出演する。実習だと思えばOK。

 製作サイドから見ても、見栄えのするモデルさんが出てくれる。さほど難しい演技は必要ない。ギャラも安くて済む。

 両者ともにメリットがあり、カラオケ・ビデオにはモデルさんがよく出演する。

 もう、かなり昔になるが、僕もそんな現場でADを何本もやった。

 ADというのは、アシスタント・ディクレターの頭文字を取った言い方。映画の場合は助監督というが、ドラマの場合はADと呼ばれる。

 そしてカラオケビデオの場合は、映画のような大人数ではなく、せいぜい5人くらいのスタッフで撮影される。

 ADはほぼ雑用係。何でもやらないといけない。女優さんを駅まで迎えに行く。ジュースを買ってくる。弁当を配る。何でもやった。

 そのときも、やはり女優よりモデルさんが多かった・・・。

<つづく>

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと11日!

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