SSブログ

「本読み」とは何か?(2)物語の理解 2005/9/8 [第十九章 最終準備篇Ⅰ]

 シナリオを読めば、すぐに分かる物語がある。

9956250.jpg

 ちょっとやそっとでは、理解できないものもある。

 或いは監督が思う「その役」と、俳優が考える「役」に隔たりがある場合がある。そんなことを修正して行くのも、本読み、立ち稽古の役割。
 
 さらに、台詞で読んでいるときは、とても良い感じだが、実際に立って動いてみると、その台詞ではリアリティがなかったり。

 或いは動きながら言うのには、無理がある台詞だってある。そんな問題点を見つけるためにも、立ち稽古は大切。
 
 黒澤明監督は、それら稽古を非常に重用視。半年あまりも立ち稽古をしていた。

 それが最近の映画界。とんでもない事になっている・・・・。

<つづく>

 



*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと9日!
nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。