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「本読み」とは何か?(5)映画の場合?2005/9/8 [第十九章 最終準備篇Ⅰ]

 本来は映画こそ多額の製作費と時間をかけて、心に残る作品を作るものだった。

 テレビは時間がないので、低予算で、そこそこのもの。1時間楽しめれば、翌日には忘れても構わない。

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 ところが最近はテレビの方がより高額な予算をかけて、作品作りをしていることが多い。

 大手映画会社が作る一部の作品を除けば、ゴールデンタイムに放送されるドラマの製作費より、劇場用映画の方が少ないことが多い。

 そんな状況は映画をテレビ化していく。製作費がないから、時間を節約する。4週間かかって撮っていたのを3週間で上げる。

 人件費も削る。必要なことも出来る限りやらない。

 こうして、多くの映画が高い入場料を払って見るテレビ・ドラマになって行った。

 その流れの中で「本読み」「立ち稽古」というのも、疎かにされる。撮影初日に、監督と主演女優が初対面するということが増えて行く。

 また、若い監督たちの無知も背景にはある。知人の映画監督の話だが、彼はこんなこと言う・・・・。

(つづく)


*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと9日!



     ぜひ=>たんどぅのペラペラ日記 http://ameblo.jp/4609/page-3.html

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