夏美の8ミリカメラを探せ!(2)父親の形見 2005/9/8 [第十九章 最終準備篇Ⅰ]
(写真上。8ミリカメラ。でも、夏美が使うには大きすぎた)
ドラマの中。夏美(佐津川愛美)の父(小西博之)は8ミリマニアで、数々のカメラを持っているという設定。その中から夏美は女の子でも使える、小さなものをもらった・・。
間もなく父はそれが父の形見となり、夏美の唯一の友達となる。でも、人を撮影することはほとんどない。いつも入道雲や風景ばかり撮っていた。
そんなとき、ふとしたことで同級生のマキ(谷村美月)の応援に行くことになる。出発のときに、8ミリカメラをまわす。
けど、それがマキたちの最後の姿を記録することになる。
劇中、幽霊になったマキと共に、夏美はそのフィルムを見る。
最後のシーンでは、カメラのフレームから想い出が見える。
そして、そのカメラで撮影した町の風景を見ているという設定で、大人になった夏美が物語を語るのが映画のオープニング。
そう。夏美は結婚したあとも、子供が出来てからも、父の形見であり、友達との想い出を記録した8ミリカメラを大切にしているのだ。
そんなカメラなので、選ぶのが大変。友情と愛情が詰まった感じのカメラを探していた・・・・。
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと9日!