小道具シリーズ3/砂時計(上)タイムリミット 2005/9 [第二十章 最終準備篇Ⅱ]
写真上。マキ(谷村美月)らが、死神からもらう砂時計である。
撮影に使用するものは、これから美術部さんが作ってくれる。写真はイメージを伝えるために、僕が用意したもの。
(砂時計の設定)人は死んだとき、この世に未練があると幽霊になって舞い戻る。そして、行きたい場所や会いたい人に会いに行ける。ただ、誰にも見えないし、話すこともできない。
この世にいられるのは48時間。死んだ時間からの計算。マキたちは同時に帰ってくるが、そのためにタイムリミットが違う。
その時間を教えるのがこの砂時計。縦にしても、横にしても、砂が落ちるのは止まらない。死神のくれた魔界の砂時計。止めることはできない。
砂が全部落ちたとき、死神が迎えに来る。その48時間をどう過ごすか? それを描いたのが今回の映画「ストロベリーフィールズ」である。
この砂時計も、重要な小道具のひとつ。
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと9日!
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