衣裳&メイク部の活躍(16)地元で衣裳テスト 2005/9/9 [第二一章 衣装合わせ篇]
この話は以前でオンタイムで書いた。が、分かりやすくなるので、改めて紹介する。
昨年。ほぼ1年位前。黒いシーツで作った死神の衣裳を現地・田辺でテスト撮影。
まだ、製作費が1円も集まってなかった時期。このまま製作中止ということもあった頃だ。なので交通費、宿泊費、食費、テープ代等は全部自腹。
僕はいいが、撮影に付き合ってくれるカメラマン・三本木さんもノーギャラ。映画が撮影に入れるかどうか?も不確定な時期。なのに彼はこう言ってくれた。
「クランクインを確信しています。それにテスト撮影した方が、本番でよりいいものが撮れますから。その方が僕も嬉しいです!」
そう言って田辺まで付き合ってくれた。
あと問題は「衣裳を誰が着るか?」である。背が高く、体格もよくて、スタイルがよくないと死神のスタンドインはできない。
そう旅館で考えていると、若旦那がお茶を持って来てくれる。
「そうだ!彼に頼もう。背も高くスタイルもいい」
昔はバンドもしていたという。家族ぐるみで「ストロベリー」を応援してくれている。
二つ返事で引き受けてくれた。翌朝は死神のテスト撮影だ!
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと8日!
昨年。ほぼ1年位前。黒いシーツで作った死神の衣裳を現地・田辺でテスト撮影。
まだ、製作費が1円も集まってなかった時期。このまま製作中止ということもあった頃だ。なので交通費、宿泊費、食費、テープ代等は全部自腹。
僕はいいが、撮影に付き合ってくれるカメラマン・三本木さんもノーギャラ。映画が撮影に入れるかどうか?も不確定な時期。なのに彼はこう言ってくれた。
「クランクインを確信しています。それにテスト撮影した方が、本番でよりいいものが撮れますから。その方が僕も嬉しいです!」
そう言って田辺まで付き合ってくれた。
あと問題は「衣裳を誰が着るか?」である。背が高く、体格もよくて、スタイルがよくないと死神のスタンドインはできない。
そう旅館で考えていると、若旦那がお茶を持って来てくれる。
「そうだ!彼に頼もう。背も高くスタイルもいい」
昔はバンドもしていたという。家族ぐるみで「ストロベリー」を応援してくれている。
二つ返事で引き受けてくれた。翌朝は死神のテスト撮影だ!
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと8日!