衣裳替えのプラスとマイナス(2)10日で撮影する映画? 2005/9/9 [第二一章 衣装合わせ篇]
最近は2週間で撮影という映画まである。そこまで行くと、クオリティは二の次。撮り上げたらOKという乗りでしかない。
そうしたら10日。1週間で撮ったという映画があると聞いた。見ると、映画というよりも深夜ドラマ。あまりにも安易。
しかし、それが映画界の現実。製作費が年々下がる一方。そのしわ寄せが撮影日数軽減に来る。
これまでにスタッフが1ヶ月かけてやったことを、3週間。2週間でやることで凌いでいる。
スタッフに無理をさせることで、低予算を成立させているのだ。睡眠時間を削り、短期間で作品を撮り上げる。が、撮影期間が短くなった分。ギャラも安くなってしまう。
次第にやる気をなくし、作品クオリティが下がる。或いは、十分な時間をかけて撮影できないことでクオリティが下がる。こうして日本映画はどんどん駄目になっている。
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと8日!
そうしたら10日。1週間で撮ったという映画があると聞いた。見ると、映画というよりも深夜ドラマ。あまりにも安易。
しかし、それが映画界の現実。製作費が年々下がる一方。そのしわ寄せが撮影日数軽減に来る。
これまでにスタッフが1ヶ月かけてやったことを、3週間。2週間でやることで凌いでいる。
スタッフに無理をさせることで、低予算を成立させているのだ。睡眠時間を削り、短期間で作品を撮り上げる。が、撮影期間が短くなった分。ギャラも安くなってしまう。
次第にやる気をなくし、作品クオリティが下がる。或いは、十分な時間をかけて撮影できないことでクオリティが下がる。こうして日本映画はどんどん駄目になっている。
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと8日!