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涙の本読み(3)気楽に行こう! 2005/9/9 [第二二章 涙の本読み篇]


1度目の本読みは、気楽にやることにしている。

 俳優が間違った読み方をしても、雰囲気が違っても、注意せずに読ませる。漢字の読み方が分からなくても、厳しく注意しない。

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 ここの読み方や声の強弱、ニアンス等、いろいろあるが、自由に読んでもらう。この段階であまり細かいことを言うと、俳優たちは混乱し、萎縮してしまう。

 それよりも物語全体の流れやトーン、色合い、世界観を掴んでもらうのが目的。

 同時に、僕は俳優たちの理解度、声の質、態度、集中力、キャラクター、性格等に注目する。

 もちろん、知人の監督が言うように(以前に紹介したエピソード参照)、本読みと本番での演技は違う。

 が、本読み時の表現を知ることで、どの方向に進めればいいか? どこが問題点なのか?を把握して演出するためには重要なのである・・・。


 (つづく)

*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと8日!




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