衣装合わせ 2日目/三船美佳さん(3)2005/9/10 [第二五章 衣装合わせⅡ]
三船美佳さんはいう。
「今回はこれまでに演じたことのない役です。私なりに考えています。
でも、スタッフの皆さんや監督と、一緒に考えてがんばってやりたいと思っています。よろしくお願いします」
まるで、若き極道の姉さんの挨拶のような迫力。前回、以上の真面目さ。春美役に対する真剣なアプローチを感じる。
さて、僕の方。俳優に対して役作りを、細かく提案。お願いをすることが多い。が、あえて何もいわないことがある。
今回の三船美佳さんは後者。ほとんど何も説明しない。ビデオも、基本形のものは渡さない。先にも書いたが「赤ひげ」等、数本だけ。
三船さんにはリアルに、意地悪で、冷たい主人公の姉。でも、誰も知らない大きな「哀しみ」を背負った女性を、演じてほしいが・・。
細かいことはいわず、三船さんの感性と理解に任せたい。
むしろ、どんなふうに理解し、演じてくれるのか?
僕が楽しみなくらい。だから、打ち合わせも短い時間で済む。
(写真上は三船さん用の喪服)
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと1週間!
「今回はこれまでに演じたことのない役です。私なりに考えています。
でも、スタッフの皆さんや監督と、一緒に考えてがんばってやりたいと思っています。よろしくお願いします」
まるで、若き極道の姉さんの挨拶のような迫力。前回、以上の真面目さ。春美役に対する真剣なアプローチを感じる。
さて、僕の方。俳優に対して役作りを、細かく提案。お願いをすることが多い。が、あえて何もいわないことがある。
今回の三船美佳さんは後者。ほとんど何も説明しない。ビデオも、基本形のものは渡さない。先にも書いたが「赤ひげ」等、数本だけ。
三船さんにはリアルに、意地悪で、冷たい主人公の姉。でも、誰も知らない大きな「哀しみ」を背負った女性を、演じてほしいが・・。
細かいことはいわず、三船さんの感性と理解に任せたい。
むしろ、どんなふうに理解し、演じてくれるのか?
僕が楽しみなくらい。だから、打ち合わせも短い時間で済む。
(写真上は三船さん用の喪服)
(つづく)
*映画「ストロベリーフィールズ」クランクインまで、あと1週間!