絵コンテ講座(その5)解答です。2005/9/14 [@絵コンテ紹介④]
解答篇。
撮影は全て教壇を中心に行うようにしてある。これが右から撮影したり、左から撮影したりすると、観客が位置関係で混乱するからだ。
席順は教壇から見て左側から、理沙、夏美、美香、マキの順である。
詳しく説明すると、一番左端が理沙(芳賀優里亜)。教壇が理沙より少し、右側にあるので目線も右。鼻も右側を向いている。
さらに、右隣に夏美のいるカット。
ということは、左から2番目が夏美(佐津川愛美)。何度も右側にいるマキ(谷村美月)の方を見る。また、教壇が夏美より若干右なので、同じく鼻が右を向いていることが多い。
次が美香(東亜優)。これは現段階では分かり辛いが、後日紹介する絵コンテで、振り返って笑顔で夏美を見つめるシーンがある。(首だけまわっていて、怖い気もする絵だ・・)
また、すでに紹介した絵コンテの中でも、やはり鼻が左側を向いている。つまり、教壇がそちらにあるということ。理沙、夏美と明らかに違う点であり、教壇より右側にいることが分かる。
そして一番右端にいるのがマキ(谷村美月)。
孤独な性格もあり、他の子たちを見つめることはない。が、鼻が左向き。一応、教壇で話す先生たちの方を見ている形になっている。
こんなふうに絵コンテ段階でも、その辺を正確に書かないと(急いで書いたので、正確でない絵も多いのだけど)撮影時に戸惑う。観客もまごつく。
どこからのショットで、どんなサイズで、どのように撮るか? 撮影前から考えて、絵コンテにしておくのも大切な演出である。これが太田組式!
そんなことも考えながら、絵コンテを見てもらうと面白いと思う。
(つづく)
撮影は全て教壇を中心に行うようにしてある。これが右から撮影したり、左から撮影したりすると、観客が位置関係で混乱するからだ。
席順は教壇から見て左側から、理沙、夏美、美香、マキの順である。
詳しく説明すると、一番左端が理沙(芳賀優里亜)。教壇が理沙より少し、右側にあるので目線も右。鼻も右側を向いている。
さらに、右隣に夏美のいるカット。
ということは、左から2番目が夏美(佐津川愛美)。何度も右側にいるマキ(谷村美月)の方を見る。また、教壇が夏美より若干右なので、同じく鼻が右を向いていることが多い。
次が美香(東亜優)。これは現段階では分かり辛いが、後日紹介する絵コンテで、振り返って笑顔で夏美を見つめるシーンがある。(首だけまわっていて、怖い気もする絵だ・・)
また、すでに紹介した絵コンテの中でも、やはり鼻が左側を向いている。つまり、教壇がそちらにあるということ。理沙、夏美と明らかに違う点であり、教壇より右側にいることが分かる。
そして一番右端にいるのがマキ(谷村美月)。
孤独な性格もあり、他の子たちを見つめることはない。が、鼻が左向き。一応、教壇で話す先生たちの方を見ている形になっている。
こんなふうに絵コンテ段階でも、その辺を正確に書かないと(急いで書いたので、正確でない絵も多いのだけど)撮影時に戸惑う。観客もまごつく。
どこからのショットで、どんなサイズで、どのように撮るか? 撮影前から考えて、絵コンテにしておくのも大切な演出である。これが太田組式!
そんなことも考えながら、絵コンテを見てもらうと面白いと思う。
(つづく)