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映画監督という仕事(2)指揮官と同じ? 2005/9/17 [撮影初日(二)学校]

 なので、OKひとつ出すのも、もの凄い決断が必要。

 「監督は、こんなレベルでOKするのか?」「もう少し粘れば、いい芝居になるのに」

 と思われると、真剣にいい作品を作ろうとしていることが伝わらない。と、いって粘ってばかりいると、「早く次に行けばいいだろう。大したシーンでもないのに!」と不満が募る。

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 現場での最高責任者である監督の役割は、重大であり責任は極めて大きい。多くのこだわりスタッフを納得させ、率いて行く度量と意思が問われるのである。

 戦国時代で言えば・・。「この殿様に着いて行けば、天下が盗れる」と思えば、侍たちは必死で戦う。

 が、「この殿はアホじゃ。さっさと乗り換えて、別の国に仕官しないととんでもない目に遭う!」と戦いもそこそこに「裏切りご免!」といなくなる。

 映画の世界も同じである。

 監督はビジョンを持ち、進むべき道を示し、皆を率いて行く統率力が必要。

 監督が発する言葉の一言、一言。全ての行動に対して、スタッフはシビアな評価をするのである・・・。

(つづく)

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「ストロベリーフィールズ」の放送日 in 2008-69938281.jpg

衛星放送 チャンネルNECO 特集「天国の法則」

来週6月20日(金)午後5時10分から放送!

監督&脚本:太田隆文
出演:佐津川愛美 芳賀優里亜 東亜優 谷村美月 
波岡一喜 伊藤裕子 小西博之 三船美佳

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