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映画監督という仕事(15)プロの世界は皆、真剣! 2005/9/17 [撮影初日(二)学校]

 自主映画時代は、そんな連続。それに比べれば、プロの現場は天国だ!!

 スケジュールは、演出部チーフが立てくれる。

 「あっ。このシーンを予定に入れ忘れてた!はははは!」

 なんてことは、絶対にない。今回もそうだが、監督が演出しやすいように、様々な角度から考えて予定を立ててくれる。

 他の助監督はエキストラの指導。小道具や衣裳を担当。

20050917.jpg

 僕自身が買わなくても、機材は技術部が用意。カメラもライトも担当する。優秀なスタッフが何もいわなくても、さまざまな局面で気を配り、がんばってくれる。

 自主映画時代はその全てを僕がやっていた。カメラも自身でまわしていたので、レンズの効果、被写界深度を学び、デイライト・フィルムとタングステンの違いを把握。

 パンフォーカス、バックズーム。手持ちと移動撮影の違い。カメラ関係だけでも、いろんなことを勉強した。

 が、今は知識も経験もあるプロのカメラマンが、全てやってくれる!

 おまけにスタッフは皆「いい作品を作ろう!」と思っている。途中で「辞めたい」と言い出す者もいない。趣味の延長でやっている人も、当然いない! 

 皆、職人のプライドを持ち、素晴らしい仕事をしようとする。

(つづく)


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