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映画監督という仕事(14)半年続いた撮影 2005/9/17 [撮影初日(二)学校]

 自主映画であっても、真剣にかかると過酷だ!

 監督が妥協しなければ、1ヶ月でも2ヶ月でも撮影が続く。それで半年間。撮影をしたことがある。僕が17年前、田辺でロケした作品。

撮影風景2ーs.jpg

 5月に準備を始め、夏の田辺ロケは無事に済んだものの。東京は毎日が雨。晴れの日を待って撮影すると、12月までかかってしまったのだ。

 「もう、いいや・・」と思えば全てを終えることもできる。もう、精神力との戦い。経済的にも過酷。毎日朝5時に起きる。晴れていたら撮影。

 でも、雨が続く。中止を連絡。また、翌日に賭ける。1週間に撮影できるのが1日くらい。終わりが見えない。

 スタッフのテンションが下がり、次第に辞めて行く。いろんな理由をつけて、去って行く。

 役者がいなくなったら撮影はできないので、必死でつなぎ止める。潰す訳には行かない! でも、前に進めない。凄惨な日々だった・・。


(つづく)

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涙と感動の青春ファンタジー映画
「ストロベリーフィールズ」

明日!6月20日(金)午後5時10分から放送!9938281.jpg
衛星放送 チャンネルNECO 特集「天国の法則」

監督&脚本:太田隆文
出演:佐津川愛美 芳賀優里亜 東亜優 谷村美月 
波岡一喜 伊藤裕子 小西博之 三船美佳

もう二度と会えない・・夏の日のプロローグ。
暗闇の3人s.jpg
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