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現場スタッフを襲うもの(上)会議室に、スタッフ失望 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 製作費の高騰から、製作会社は少しでも安く映画を作ろうとする。だから、現場に対して無茶を言う。

 「10日でこの作品を撮ってほしい。それ以上は1日たりとも延ばすことはできない」

 まるで、テレビドラマの「踊る! 大捜査線」。会議室でのデスクに置かれた書類の数字だけで全てを決めて、無謀な負担を現場に押し付ける。

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 スタッフは思う。

 「そんな短い期間で、いいものができる訳ないだろ! 1ヶ月かかかるものを10日だとぉ? 

 それでもやれというなら、作品レベルを落とすしかねえな? 何でもいいから期間内に撮っちまって、終わらせるか・・・・」

 何度も書いたが、映画は会議室では作れない。現場のスタッフが汗を流し、情熱を持って作るものである。

 なのに会社やプロデュサーたちは、理不尽なことを繰り返す。現場はやる気をなくす。

 「いい映画を作ろう!」という情熱も失われる。当然、素晴らしい作品はできない・・・。

 
(つづく)

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