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現場スタッフを襲うもの(下)観客の思いにスタッフ失望 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]

 こんな現実もある・・・・。

 経済的にも、時間的にも厳しい低予算映画の撮影。スタッフは本当に苦労していいものを作った。

 でも、安易で分かりやすいテレビ・ドラマに慣れてしまった観客には、その良さが分からない。

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 「金かかってないなあ・・」「有名俳優が出てないんだよ!」

 そんな側面しか見ていない。

 丁寧に撮られた職人芸の映像、奥深いテーマが理解できない。テレビに毒されているので、おもしろ可笑しく、単純な話しか感動できない。

 その上、低予算作品は宣伝費がない。テレビスポットや新聞広告もできない。映画の存在が知られることはなく、ヒットもしない。

 他の映画館では、大宣伝した大作。テレビや雑誌でバンバン取り上げられている。誰もがタイトルを知っている。

 大ヒット!!! でも、中身はテレビ・ドラマを映画館で上映しただけのような作品。監督やスタッフ。こう思う。

 「観客はバカだ。映画館で金払って、安易なテレビ・ドラマを見て満足する・・」

 「今後は適当にやろう・・・真剣に作っても意味ない・・」

 その結果、安易で低予算の日本映画。増えて行った・・・。
 
(つづく)

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