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大人は分かってくれない?(4)長い髪は切れ! 2005/9/17 [撮影初日(三)俳優登場]


 今回の映画「ストロベリーフィールズ」。

 主人公の夏美(佐津川愛美)17才は、幽霊になった同級生のマキ(谷村美月)たちが見える。

 なのに、大人たちには見えない。なぜか? 

 その設定と、頭の固いおじさんたちの存在が関連する。

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 ここまで書くと「なるほど・・」と思われる方も多いだろう。

 そう。長く人生を生きた大人には理解できなくて、若く感受性に優れた子供にしか見えないものがあるのだ。

 いずれ別の機会に詳しく説明するので、今回は簡単に書こう。

 昔も今も、年をとると「経験値」が増えて、ものごとを「理解分析」する力は増す。それが子供とは違う大人の能力。

 でも、同時に脳が老化して、「新しいもの」を受け入れにくくなる。

 理解力は増すが、過去の「経験」にないものや、自分の「価値観」とは違う新しいものが出てくると戸惑ってしまう。

 その際、大人たちは「分からない」という結論を出さずに、無理矢理に古い「経験」と「価値観」で判断。「無意味」「必要ない」という判断をし否定しがち。

 60年代。ビートルズをきっかけに流行った男のロングヘヤー。だが、年配男性は毛嫌い。

 「男は短髪で男らしく!」という古い発想に囚われて、「女みたいだ!情けない」「見苦しいから切れ!」と批判した。

 大人たちの反発が強く、長髪のグループサウンズは当時NHKには出演できなかった。今では男性のロングへヤー、いやロン毛は定着。想像がしにくい。

 だが、最近のおじさんも同じ。分かりやすい例がある・・。

(つづく)

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