SSブログ

いちご娘、全員集合(2)撮影は1日10分?  2005/9/17 [撮影初日(四)いちご娘]

 「えーーーーーー、みんな、おはよう! 僕が監督の太田です!」

 そういうと、生徒役のみんなからも「おはようございます〜」と、バラバラに挨拶が返って来た。

 「えーーー今日は、撮影に参加してくれてありがとう! 間もなく、撮影を始めます! ドラマはテレビなんかでよく見ていると思うけど、撮影は想像しているより大変です」

 などと話す。というのも、皆、映画というのは「パパッと撮影ができる!」と思っている人が多いからだ。

チョーク.jpg

 実は僕も例外ではなく、18才で初めて映画撮影に参加するまでは1分のシーンを撮るのに、どのくらいの時間がかかるのか? 考えたことすらなかった。

 知らないで撮影に参加すると「何で、こんなに時間がかかるの? 何で、さっさと撮影しないの?」とイライラしたり、ダレてしまったりしがち。

 本来、撮影というのは日の出から日暮れまでして、あとナイターも少々して、本編で使えるのは10分程度。がんばって12分。でも、丁寧に撮れば8分が限界。

 だから、60分もののドラマを撮るにも、どうしても1週間ほどかかるという計算。
 
 いかに「映画撮影というのは、時間がかかるものなのか?」分かる。それを知った上で、撮影の臨んでもらえば、多少違うものになるはず。

 と、話している途中で気づく。生徒たちの中に、理沙役の芳賀優里亜、マキ役の谷村美月がいて、すでに席に着いている!

(つづく)


ロケ地・東陽中学の写真はこちらを=> http://pht.so-net.ne.jp/photo/albums/invited/fzwi3so494qncxjyvoxk

nice!(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。