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撮影が大変な場所(5ー終)時をかける少女 2005/9/17 [撮影初日(五)聖林式?]

 それを実践している青春映画がある。大林宣彦監督の「時をかける少女」だ。

 最初の教室シーンは、もの凄い数のカットで構成されている。

 原田知世、尾美としのり、深町君(?)、他。メインキャラは全てアップで撮影。根岸季衣の先生もしっかり捉えられている。

時かけ.jpg

 細かいカットの連続なのに、何度見ても流れるように自然に見える。編集が気にならない。隠れた名シーンだ。

 が、この撮影も大変だったはず。カメラとライトを何十回も動かして撮っているからだ。

 数秒のカットに、1時間くらいかけて撮影しているかもしれない。

 その証拠によく見ると、ドラマ進行中に生徒たちの影位置や長さが変わって行く。撮影中に日が傾いて行ったのである。

 でも、そんな時間と労力をかけたからこそ、あの作品は名作となり、今も心に残る。

 「ストロベリーフィールズ」でも、そんな丁寧な撮影を目指したい。

 が、それには時間とお金が必要。「時かけ」は角川映画! 当時の値段で1億円! こちらは手作り映画・・。

 時間をかけている訳にはいかない・・。

(つづく)


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