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撮影中に監督が考える事/俳優編(7) 2005/9/17 [撮影初日(七)教室Ⅱ]

 ただ、監督の仕事は数限りなく存在する。

 初日は特にハード。また本日は、今回の撮影で最も大人数が出演する撮影。

 教室シーンは物語の中でも、とても大切な場面。考えねばならないこと。やらねばならないことが山積み!

 とはいえ、もし、地元グループがNGを連発。

 台詞を忘れたり、緊張し過ぎていたら、監督としてフォローをせねばならない。時間を裂く必要がある。

 もちろん、地元俳優グループだけではない。

 主演の佐津川愛美、谷村美月、芳賀優里亜たちも、何か問題に突き当たったら、すぐに救いの手を伸ばさねばならない。

 特に東亜優はまだ14才で、映画初出演(ただ、東は心配をよそにしっかりやっている。さすが、スカウトキャラバン・審査委員特別賞!)

 となると心配は、やはり地元俳優グループだ。

 (つづく)



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