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ニューシネマ・スタイルとは何か?(下)2005/9/17 [撮影初日(八)後半戦]

 ジョン・フォード。ウイリアム・ワイラー。ジョン・スタージェス。フランク・キャプラ

 巨匠たちの作ったハリウッド映画は、確かに素晴らしいし、面白い。

 でも、巨匠たちの映画より、アメリカン・ニューシネマは、もっと身近で自分の世代の映画だと感じた。

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 決して高額な製作費はかかっていないし、豪華なセットも出て来ないけど、その圧倒的なリアリズムと、その感性。「僕が感じていたものと同じだ!」と思えた。

 自分の中で大好きな「ハリウッド映画」と、「アメリカンニューシネマ」が溶け合う。

 自主映画時代から、その両方のよさを生かす撮影方法が僕のスタイルとなった。

 太田作品のほとんどは、それが基本。午前中はハリウッド式だったが、午後は「ニューシネマ」それぞれにどのような場面で使い、どのような効果があるか?

 簡単には説明できないので、それぞれのシーンで機会あるごとに触れて行く。

(つづく)



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