映画界は礼儀が大事?(5)/挨拶 2005/9/18 [撮影2日目(四)美香の家へ]
ロケ現場やスタジオ。
皆、スタッフや俳優と会うと必ず「おはようございます!」と挨拶する。
朝だけではない。昼でも、夜でも「おはようございます」
それが映画界の慣例。撮影が終わり、帰るときは「お疲れさまでした!」で別れる。
挨拶をきちっとする。挨拶で始まり、挨拶で終わる。それが映画撮影であり、映画界。
それができないと、先輩から厳しく叱られる。
僕なりにそうなった理由を考えたことがある。映画撮影というのは、一人一人、みんなの力を合わせて作らねばならない。
監督、カメラマン、照明、録音、美術、俳優・・と、さまざまなパートの人たちの心をひとつにしないと、素晴らしい作品はできない。
そのためには意思疎通が大切。その基本が挨拶なのだ。
(つづく)