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演技という名の戦い!(3)ベテランの凄さ 2005/9/18 [撮影2日目(七)マキの家]


 撮影が進むことで、俳優は

「この人物、意外に短期なところがあるのか?」

 「几帳面そうに見えてるが、抜けている一面があるんじゃないか?」 

 いろなことを考えながら、演じて行くのである。

 試行錯誤の繰り返し。少しずつ役に近づく。

 なり切るまでには、時間がかかる。
 
 なのに、飯島大介さん。いきなりマキの親父。

 もちろん、彼のイメージで役を書かせてもらった。

 ある程度は、演じやすいかもしれない。

 が、僕が書いた親父をさらに押し進めて、人間臭い、個性的で、血の通った親父として演じてくれた。

親父1sBW.jpg

 そこに親父の歴史があり、過去があり、実在する人物になっている。

 これがベテランの実力・・というものか?本当に凄い。

 驚いたのは、それだけではない!

(つづく)




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