演技という名の戦い!(5)スタッフの目 2005/9/18 [撮影2日目(七)マキの家]
その上、撮影というのは、
カメラやライトを向けられ、多くのスタッフに凝視さられる。
スタッフというのは、初めて仕事する俳優には厳しい目を向ける。
演技力はどうか? 状況を把握しているか? まわりへの配慮をしているか?
などなど、シビアな目線で見る。もちろん、いい作品を作るため。
そんな厳しい視線を受けながら、集中して役になり切り演じるのが俳優。
カメラの前に立つだけでも、もの凄い集中力と精神力が必要なのだ。
よく知っているスタッフがいるとか、この監督とは何本も仕事をした・・
ということでもあれば、まだいいのだが・・・それもない。
俳優は精神的に追いつめられ、実力を発揮することができなくなることが多い。
(つづく)