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谷村、参戦!(12)十代の気持ち 2005/9/18 [撮影2日目(八)マキの家]

 おじさんたち。散々批判した。

 が、出演者である本物10代。

 夏美役の佐津川愛美も、マキ役の谷村美月も、理沙役の芳賀優里亜も、シナリオを読み、感動、ボロボロに泣いていた。

 演じる俳優が感動できないものは、観客にも伝わらない。

 やはり、出演者に「もうちょっと、勉強してくれよなあ〜」と言われるようではダメ。

 おじさんたちに批判されても、10代が感動すればOKだ。

 「ストロベリーフィールズ」のシナリオは、このままで正解だ!と確信した。

ベスト雲.jpg

 あのとき、おじさんたちの意見に従い、彼らのいう「今時の若者イメージ」でシナリオを直していたら、大変なことになっただろう。

 そこで改めて実感したこと。僕が10代の頃に見て、呆れ返った青春もの。

 あのときもおじさんたちが「これが今時の若者だ」と思いながら時代錯誤していたこと。

 若い脚本家が「本物の10代」を描いても、「今の子はこうじゃないんだよ」とか言って、改悪してしまったのだろう・・・。


(つづく)






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