演出プラン(6)2005/9/19 [撮影3日目(一)排水口]
大切なのはまず、美しく撮ること。
俳優が自然に動けて、物語展開がクリアーに見えること。ここまでは当然。
さらに立ち位置によって、その役の「気持ち」や「立場」も表現。これは難しいのでいずれ詳しく書く。
また、場面によっては、未来や過去を感じさえる演出も大切。
或いは「不安」「恐怖」「喜び」「悲しみ」。そのシーンで描くトーンや雰囲気を醸し出せる位置関係が重要。
それでいて不自然ではいけない。「こんな位置関係で話をするか?」見たいなことはダメ。
といって低予算映画で、黒澤明監督なみに粘っていると、大変なことになる。
といって時間がないからと、定番で安易に撮るのもダメ。
「喜び」と「戸惑い」と「不安」そして「前兆」を描くかねばならないのだ!
(つづく)