青春ファンタジーはリアルに?(3)幽霊もの 2005/9/20 [撮影4日目(三)高山寺]
基本的に日本映画はSF、ファンタジーが苦手。
特にファンタジー。数も少ない。
アメリカ映画ではたくさん作られている幽霊ファンタジー。日本ではまだまだ少ない。(注・2005年度の記述。その後、数多く作られるようになる)
その上、問題が多い。
死んだ人が幽霊になって帰って来る。必ず再び別れがある。だから悲しい。
でも、「別れ」だけを強調しても感動は生まれない。
また、日本映画はファンタジーというとコミカルに描いたり、リアリティを重視しなかったりする。
それが失敗の原因。この手のファンタジーはリアリティがとても大切なのだ。
「えー?ファンタジーでしょう? 実際にはあり得ない話で、何でリアリティ?」
そう思う人も多いだろう。でも、大切なのだ!説明する。
(つづく)