父と娘の別れ場面(1)2005/9/20 [撮影4日目(五)夏美の家]
日が暮れて、いよいよ父(小西博之)と娘の別れの場面の撮影。
まず、長女の春美(三船美佳)が実家に帰ってくるところから。
階段をとぼとぼと春美が上がる。このときはまだ事故の前なので洋服。そして両足で歩く。
階段を上がり切ると、目の前にいる父に気づく。
これは映画の最後の方で明らかになるのだが、幽霊を見る能力は夏美(佐津川愛美)だけではなく、姉の春美も持っている。
父が死に、幽霊になって帰ってきたことを理解。
だが、すでに時間が来ていて、消えて行く父。
春美は泣きながら、父を見送る。
まず、春美側を撮影。三船さん。問題なくこなす。
では、カメラを切り返して、父役の小西さんの芝居である。
(つづく)